JOUBUTSU FEST No.1

アパレルメーカーでグラフィックデザイナーとして勤めていた頃もそうでしたが、 というよりも、初めてイラストレーターとして仕事を頂いた18歳の頃からそうでしたが 仕事に「修正」なんて作業は切っても切れない存在です。 今でも修正はしょっちゅうあるし、企画自体がボツになることもあります。 その度に、今まで一生懸命描いたイラスト達の行方を、どうしたもんかと、1人寂しく画面を眺めることがありました。 もちろんデザイン関係のお仕事だけではないと思います。 ちょっと前に、Twitterだかなんだかでデザイナーをうまいことラーメン屋で例えた投稿がありました。 「そうです、そのとおりです!」と叫びたくなりました。 最初はラーメンを注文されても、最終的に「やっぱりチャーハンで」な世界なのです。 しょうがないです。 昔私は完全にアナログで制作していて、白い紙に鉛筆でシャカシャカと下書きをし、それを色々なペンを使って清書し、スキャンし、Photoshopでゴミを取り、色を付けてデータ化していました。 その時はペンタブがなかったのです。正確にいうと、あったのですが、全く使い方をマスターできず、押し入れの中でホコリをかぶっていました。(今思えば、マジックマウスでよくAdobeソフトを使っていたなと恐ろしくなります。) そんなものですから、修正が入ると本当に憂鬱な気分になっていました。 1から書き直しです。もちろん部分修正だったら、どうにかこうにかで修正もできたのですが。 でも、そんな勢いで描いたイラストは、結局不格好で、完成した本が届いても「うわあーやっぱりここ変だ」と落ち込むことになります。 それ以来、修

© 2015 by Chiharu Nikaido