© 2015 by Chiharu Nikaido

January 30, 2017

アパレルメーカーでグラフィックデザイナーとして勤めていた頃もそうでしたが、

というよりも、初めてイラストレーターとして仕事を頂いた18歳の頃からそうでしたが

仕事に「修正」なんて作業は切っても切れない存在です。

今でも修正はしょっちゅうあるし、企画自体がボツになることもあります。

その度に、今まで一生懸命描いたイラスト達の行方を、どうしたもんかと、1人寂しく画面を眺めることがありました。

もちろんデザイン関係のお仕事だけではないと思います。

ちょっと前に、Twitterだかなんだかでデザイナーをうまいことラーメン屋で例えた投稿がありました。

「そうです、そのとおりです!」と叫びたくなりました。

最初はラーメンを注文されても、最終的に「やっぱりチャーハンで」な世界なのです。

しょうがないです。

昔私は完全にアナログで制作していて、白い紙に鉛筆でシャカシャカと下書きをし、それを色々なペンを使って清書し、スキャンし、Photoshopでゴミを取り、色を付けてデータ化していました。

その時はペンタブがなかったのです。正確にいうと、あったのですが、全く使い方をマスターできず、押し入れの中でホコ...

June 2, 2016

生まれてはじめて、裁判の傍聴をしてきました。

霞が関にある、東京地方裁判所。

近寄ったこともない、私にとっては未知の場所です。

 

入館する時には軽く持ち物検査をされて、スーツをビシっと着た弁護士さんやら、なんだか偉そうな人たちばかり。

かくいう私はボロボロのスニーカーで汗だく。

なんとなく恥ずかしい気持ちを抑えながらも、さて、どうしたらいいものかとしばらくポカン。

どこに行けばいいのかもわからないまま、どうしましょうと受け付けあたりを歩いていると、何やらファイルをパラパラとめくってはメモをするお兄さんを発見。

どうやらそこには今日の裁判の日程がファイリングされているようでした。

出来れば刑事裁判が見たかったので、「刑事」と書いてあるファイルを見て、なるべく罪状が悪そ〜な事件を探してみました。

特定などされたらややこしいので、詳細はあまり書きませんが、どうやらニュースにもなった事件でした。

ただし、今回私が傍聴したのは初公判ではなく、審理だったので、弁護士と検察官が被告人にする質問などをヒントに、「ああ、こういう事件か!」という風につなぎあわせていかなくちゃなりませんでした。

あとから...

May 12, 2016

ROOM237のために、「シャイニング」を観直してみました。

昔この映画を夜中に一人で観て、まだ若かった私は、あまりの恐怖に途中で止めてしまった。

続きは真っ昼間の、お母さんがキッチンでお昼ごはんの準備をしている時に観たのが懐かしい。

そうしないと、リビングの扉が開いて、血がドバドバと流れてくるんじゃないかって、

廊下に双子がいるんじゃないかって、風呂場からセクシーな女の人が出てくるんじゃないかって、

想像が止まらなかったので、平和で仕方ない時間に観るしかなかったのです。

 

ただ、大人になった今でも、やっぱり怖かった。

何が怖いって、音が怖い。ミュートで観れば、もしかしたらホームドラマに観えなくもない。

ゾンビだとか海外の幽霊(日本のはからっきしダメですが)だとかって全然大丈夫なのですが、なぜかこの映画はダメです。ただ昔とは違って怖くて止めることもなければ、ちゃんとあれこれ考えながら観れるようにはなりました。成長したみたいです。

 

ラストも知ってるし、どうなっていくかという流れもわかっていながらも、改めて観ると細かい部分の恐怖とかに鳥肌が立ってしまう。それとファッションと内装の素...

February 12, 2016

「東京に、家を持とう。」のあのセリフ。

あのセリフをなんとなく聞いてしまって、

「東京に、家って持てるのか。」

と単純な考えが頭の上にぽっかりと出てきて、早速検索。

「おぺんはうす」

 

今後住みたい地域はだいたいここだよね、という話は旦那さんとも話していたので、

そこらへんで検索検索。

何軒か出てきました。一応マンションも調べてみたりして。

 

間取りを見るのは本当に楽しくって、現実逃避ができて、今すぐ買うわけではないのに

アレヤコレヤと妄想を膨らませてしまいます。

旦那さんに、「そんなに間取りが好きなら不動産で働けばよかったのに」と言われました。

そう言われるのも仕方がありませんが、それは違うのです。全くもって違う。

きっと私がそんなところで働いてしまったら、お客様の話なんてそっちのけで

「うわあこの間取り気持ちいい!」と叫んでしまったり、

「やっぱりキッチンからベランダいけるっていいよね!」と唾を飛ばしながら髪を振り乱したり、

「頭金って何?フラット35?知らねえよ!貯金なんてなくたって買えるっしょ!!!」と白目をむいてみたりしてしまいます。

接客なんてしている場合じゃなくなってしまいます。

...

November 28, 2015

昨日の夜、正確には今日の0時、仕事がひと段落つき、さあこれから何しようと思っていたのですが旦那さんは夢の中。明日は朝からの予定は特になし。ということは、この時間からでも映画を観れる!と思い、早速huluに入れている、溜まっていたマイリストから「アンコール!!」をチョイス。老人たちの合唱団と、気難しい老人アーサーのお話。

この邦題、なぜ半角ビックリマークが2つなのか。普通のメールでもあまり使わない半角のビックリマーク。なぜなのか。原題のSong For Marionでいいじゃん、と思いましたが、まあ、打ち出しやすい、わかりやすいタイトルを付けるのはしょうがないことですし、夜中ですし、誰がこのタイトルを付けたとか調べだすとキリがないので置いておきます。

 

 

主人公はテレンス・スタンプ。このお方、あの「プリシラ」のバーナデット役!あの映画大好きです。「プリシラ」を思い浮かべるたびに、「愛はかげろうのように」が頭に流れてきます。

そしてそして、最近観た「イエスマン」の、教祖(うまい言い方が思い浮かびませんでしたが)です。あの映画では同じ役名、テレンスでしたね。あのブログでもテ...

November 25, 2015

見てきました。ホスフェス!@新木場STUDIO COAST!

生で観たくてしょうがなかったバンド、MYSTERY JETSを。

彼らが一番の目当てでしたが、Christopher Owensも、曲を聴けば聴くほど楽しみになっていました。

 

とりあえず、聴いた順番に音楽素人な私の勝手な感想を書き残しておこうと思います。

 

クリストファー・オーウェンス。初日の、一番最初に観たアーティストでした。

ガールズのアルバムも聴いてはいましたが、2015年に出した「Chrissybaby Forever」がなんだかとても気に入ってしまって、それを何度もリピートしていました。

しかもこのアルバム、ジャケットがガールズの頃のレイアウトに似ている。あのシンプルなデザインが大好きだった私にはちょっと興奮するレイアウト。中身もなんだかガールズのALBUMの頃のようなキラキラギャンギャンしているような。気のせいかしら。だから、ジャケットのデザインもあれに近しいレイアウトにしたんじゃないかしら、なんて考えていましたが実際はきっと違うでしょう。

彼が登場してきてすぐ、ファッション、表情、仕草すべてに後光が...

November 19, 2015

お仕事のタイミング、ジャンルというのはとても不思議で

なぜか忙しい時に限って締め切りの近い仕事がかぶさってしまったり、

○○系のイラストを描いている時に、同じようなテーマのお仕事を頂いたりするのです。

 

今回も、そんなことが起きました。

ちょうど、アメコミ風の看板のデザインを作っている時に(これは本決定ではないのですが)

絵コンテ制作会社の方から、「アメコミ風の絵コンテ」のご依頼を頂きました。

看板のデザインの時にも、やはり、アメコミのイラストといったら「ロイ・りきすtdrsw」と思って

彼の作品をネットで眺めていたのですが。。

こんなにいいタイミングで同じようなジャンルのお仕事が舞い込んでくるのは嬉しい限りです。

しかもそのご依頼を頂いた方のリクエストで「ロイ・リキteusty風な、アメコミ風な」とのこと。

とりあえずはサンプルのイラストポートフォリオも作ってお渡しし、あとは依頼の詳細を待つのみ。

ワクワクです。

 

先ほどから、ロイなんたらと言っていますが、この偉大な方のお名前、1発で言えた試しがありません。

正確には、「ロイ・リキステイン Roy Lichtenstein 」というお...

November 16, 2015

こんにちは。

PIXTAに、新しいイラスト素材をアップしたので、宣伝がてらブログ更新です。

 

これまたシンプルな1点ですが、どこかのライターさん、こんなイラスト使わないですか。いかがでしょう。

コラムのタイトルはずばり『秋の夜長に読みたくなるホラー小説10選』でお願いします。

 

読書といえば。最近、少しばかり本を買いまして。

旦那さんの本屋さんショッピングに付き合って、本を物色していましたら、映画秘宝から「こわい映画」特集が出ていたので買ってしまいました。その勢いで、三島由紀夫の「命売ります」も買ってしまいました。

三島由紀夫の本は読んで3分で眠る魔法にかかっていた私ですが、この本は面白い、サクサク読める。

サクサク読めるからっていい本だなんて言いたくありませんが、単純に面白いです。冒頭の方に出てくる女の身体の描写がものすごく気に入りました。私とは正反対の女らしいグラマラスレディーが頭の中に見事に浮かんできました。有難うございます。

映画秘宝の方は、なんとまあ金を使いたくなる雑誌です。

「食人族」に「悪魔のいけにえ」シリーズ、ブルーレイ再生機も持っていないのに欲しくなります。

そし...

October 19, 2015

どんな相手であれ、大体の場合、別れ際は笑顔で別れると思います。

真顔で「じゃあね」なんて言わないし、仕事相手の方だとしても、最後は笑顔で「さようなら」ですよね。

 

今日買い物をしていたら、私の目の前でちょっとした事が起こったので、絵に描かなくてはと思いながら、急いで自転車を漕いで帰宅してきました。

 

楽しそうに喋る主婦2人組が目の前にいました。

立ち話だったので、「あ、たまたま会ったのかしらん」なんて思って眺めていました。

すると、片方が「じゃあねー、また今度!」なんて言って、お決まりの笑顔でのさよならの時間です。

そしてもちろん、相手の主婦も、「うん、またね!」と割と大きな声を放ちました。

長い髪をバサっと振り乱し振り返り、その振り返ったまま「ふははは」と笑ったのです。

よほど最後の話が面白かったのでしょう。笑い終えてから振り返るのではなく、振り返ってから笑ったのです。もちろん大声で。「もう堪えきれない!」といった風に、本当に気持ち良く笑ったのです。

そのあと、特に振り返って「てへ☆」みたいな仕草も見せず、颯爽と帰宅していました。きっとこれから子供と旦那さんに夕ご飯を作るんでし...

October 6, 2015

この絵、なんで描こうと思ったの?

なんて聞かれますが、そんなものは特になくて、本当になんてない時に

頭にブバババー!と湧いて、それをメモでもしておいて、後で実際に手を滑らせているだけなのです。

なんてことない、深そうで深くない、思いつきばかりです。

もちろん、展示用のイラストはちょっと違うかもしれませんが、

結局は、考え抜いたものよりも、ブバババー!と夜中とかに思いついちゃったものを描いたほうが

自分らしい、自分の好きなものができたりしてしまうのです。

だからまあ結局は、展示用のイラストたちも、その思いついたイラストのジャンルをしっかりと整えただけ、と言っても過言ではありません。

 

そんな私ですが、今の旦那さんとお付き合いしてからは、彼によるインスピレーションをたくさん受けています。数え切れないほどです。

そして今日、また新たに彼からインスピレーションを頂きました。

というか、むしろ、「描いてみなさいな」とお題を出されたようなものです。

 

「灯台モトクロス」

 

急に言われました。メールで。

なんのことか、と思いましたが、私はこれをたいそう気に入って、早速絵に起こしました。

妙に書き込むのは...

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