© 2015 by Chiharu Nikaido

美容室での不意打ち

August 10, 2015

 

美容室では、ごくたまに、不意打ちの攻撃を受けることがある。

同じことに10回くらい答えたりすることは全くもって問題ないのだが、

不意打ちの、身体的攻撃にはたまにびっくりする。

私は美容室でシャンプーされることが大好きなのだが、そこでたまに、攻撃にあう。

本人にとってはきっと「得意技」なのであろう。

もう少し優しくしてくれれば、多分とても心地がいいのだろうけど、

やられている側の感じなんて、やっている本人が全て感じ取るのは無理な話で、

今回の不意打ちも、しょうがないことだとわかっている。

 

髪の毛の水を切る時である。

いつもなら、というか大体は、マッサージされながら水は切られず、根元を抑えつつの「ぎゅ」なのだが、

はじめて、マッサージしながら水を切られた。

必然的に髪の毛は引っ張られる。

が、その力が強いと、私の髪の毛は全て抜けてしまうか、首が伸びるかどっちかしかなかった。

1発目はかなりびっくりし、目を見開いた。けれども、相手は髪の毛に集中し、よかれと思って、頭皮を抑えながら髪をしぼる。

だんだんと乗ってきたのだろうか、後半はもはや髪の毛を引っ張られているだけな気がした。

(多分、そんなことはない)4発目くらいだと、もうこちらも頭に力を入れれば痛くないことを学ぶので

だんだんと首を伸ばしていく術を身につけた。

 

違う人にも、同じような技をかけられたのだが、その人はかなりソフトタッチ。

もはや私の体はハードタッチな技を覚えてしまっていたので、少し物足りなささえ感じる。

 

たった1回の不意打ちで、違う人に洗われている間中、後ろ髪を引かれる気持ちで(実際には引っ張られていたけれど)、ソフトタッチをじっと受けている私がいた。

 

恐るべし、シャンプー台での不意打ち。

 

 

 

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