ズーイーの乱用
イエスマン。映画です。
Netflixで配信されていたので、早速観てみました。
実はずっと観たかったのです。
ジム・キャリーということしか知らずに観ましたが、ヒロイン、ズーイー・デシャネルだったんですね。
冴えない出不精の銀行員が、「イエスとしか言っちゃダメ!その方が人生良くなるから!ノーなんて言ったら災いが起きちゃうよ!」なセミナーに参加し、まんまとその通りになるけれど、結局…な話。
わっかりやすいけど、コメディだし、これくらいわかりやすいと、観ていて心地がいいのなんの。
ジム・キャリー先輩、さすがです、と何度も叫びたくなるシーンてんこもり。
もちろんヒロインのズーイーもかなりいいキャラをしていて、いやもちろん他のキャラクター達もとってもシュールでいいんだけど。
彼女の役所ってのは、だいたい、いいところの仕事をもらってるな、と本当に悔しくなっちゃう。
私が海外で女優の卵をやっていたら絶対妬んじゃう。
この映画に限らず、彼女はなんだかいい役、可愛らしい役が多い気がします。
ファッションもだし、どこか飛んでる役が多い。
といっても全作品を観ているわけじゃないからなんとも言えないけれど。
「あの頃ペニー・レインと」だって、最高に可愛い衣装に、イカしたお姉さん役。
「恋するレシピ〜」でも可愛らしい、ちょっとおかしい女友達役。
「グッド・ガール」、すごく観たいと思っているけど観れていない(なんてったってレイチェルが主人公)けど、あれも確かズーイーの役はちょっとパンキッシュな子だった気がする。
最近観た「我が家のおバカで愛しいアニキ」でもレズビアンで自由奔放な妹役を演じていた。ちょっと飛んでる役に多いヌードモデル、という設定もありがちだった。が、まあそれはどうでもいいとして、、
彼女の顔があまりに可愛いから、余計に似合ってしまうんだけれど、なんだかちょっと飛んだ役は彼女にやらせておけばいいみたいなところを感じるくらい、そういう役が多い。気がする。
いや、大好きなんですが。
このイエスマンでも、わけのわからない宇宙系バンドをやっていたり、恋愛とか直感でしょ!みたいな、割とグイグイくる感じ。なんだかそういうのが多すぎやしないかね。それの集大成がサマーになったみたいな。ペニスって大声で叫んで大笑いする、みたいな。
全然、全然いいんですけど、超可愛いし、ハマり役だし、こんな不思議ちゃんいたらそら男は虜になっちゃうよね、と思うんだけど。
ここ最近、たまたま連続で彼女の映画を観たもんだから、「あれ、また同じようなことやってる」と思ってしまったのです。
インディーズ系映画を撮る側からしたら、あんなに可愛くて演技もできてっていう女優さんは、そういうおいしい役所に使いたくなるんだろうか。
今まで、クロエ・セヴェニーはいつもいい役やってるなあと思っていたけど、ズーイーも負けじといい役ばかりであります。もしかしたらあまりに彼女達が可愛いからそう思ってしまうだけなのだろうか。。
不思議系のキャラばかりではなくて、シリアス系のものも観たいのだけど、ズーイーが出ていた「ハプニング」はとんでもなくつまらないという噂を聞き、それのせいで観ていないけれど、パニック映画に出ている彼女はさすがに不思議ちゃんではないだろう。。そんなところに不思議ちゃんがいたらすぐに死ぬポジションであろう。ヒロインだったら生き延びるし、少しはしっかりしているんであろう。。
と、ズーイーについてネチネチと書きましたが、なんだかんだいって、この映画は面白かったです。
彼の映画にハズレなんて存在しないんだ!と改めて思いました。
しかも、今度Mr.ダマーの続編が公開されるではありませんか。なんてこった!
あれはいつかの寒い日、夜中の3時くらいから観初めて、もう笑いっぱなし、くだらなさすぎて自分の小さい悩みが塵のように感じた映画でした。頭のいいバカがバカ達のために作ってくれた映画でした。
映画館に観に行くべきか?もちろん「YES!!」