コリン・ファレルの(不)自然な髪型
モンスター上司、毎度おなじみの大好きなフレンズのレイチェルが出ているので見たかった作品です。
冒頭から、SPOONの曲が使われていて、「旦那さんと観ればよかったなあ」とちょっと後悔。一発目のサントラが良いと、勝手に期待しちゃいます。(ファニーゲームUSAみたいなもんは特例ですが)
ストーリーは、それぞれ嫌な上司を持った男友達3人組が、あいつらどうにかしたいよなって事から、なんだか話がうまいこと進んでっちゃって、最終的には気持ちいい感じで終わる系でした。
とにかく出ているキャラクター全部が良かったです。やっぱりコメディには、わかりやすいキャラクターが必要不可欠ですね。
その中でも、ヤクでぶっとんでる会社の社長のドラ息子役のコリン・ファレルは最高でした。
あの髪型は実際の髪の毛でやっているんだろうか…それだけが気になっています。
なんとも自然なハゲ頭で、ぺたりとおでこに撫で付けた、一見出落ちとも言える髪型で、ぶっとんだ役を楽しそうに演じています。
フォーンブースの時のシリアスな演技とは正反対です。常に眉毛が上に上がった表情をしていました。
ある意味キーパーソンの謎の黒人役(ジェイミー・フォックス)もいい味出してました。あの人結構小柄なんですね。もっとでかいと思ってました。勝手に。
もちろん主人公3人組も、それぞれ役にぴったり。私はハングオーバーの3人組(あっちは4人か)より、こっちの方が好きですね。いい意味で見た目が地味です。なんだかありえそうな組み合わせ、と言いますか、「類は友を呼ぶ」な感じが。
主人公の中の、小柄で高い声のチャーリー・デイという役者さん、初見でしたがとてもいい味出してました。「フィラデルフィアは今日も晴れ」では主演、脚本、製作総指揮を担当しているそうな。これからどんどん名優になっていくのか、それとも監督業の方へ進んでいくのかはわかりませんが、気になる俳優さんを見つけられたのでラッキーです。ただただ声がでかい、「アッコにおまかせ!」の勝俣みたいな方向へ行かないで頂きたい。。ちなみに、まるで勝俣がうるさいだけみたいな感じで書いちゃってますが、昔街で見かけた時は、とても落ち着いた笑顔で、静かに歩いていました。いい人そうでした。その点も踏まえて、外人に勝俣を演じさせるなら、彼しかいないと思えてきました。
話がそれましたが、肝心のレイチェルことジェニファー・アニストンは、珍しい役を演じてました。いわゆるビッチです。あんだけわかりやすいビッチ役の彼女は初めて見ました。こちらもかなりぶっ飛んでいるので、見ていてとても楽しい。彼女のくちからあんなに下品な言葉が出てくるのを観れたのは、レイチェルを知っていると違和感がありますが、あれはあれで似合っていた気がします。でもやっぱり前髪は長い方が可愛いな!完全に個人的な好みですが!
モダンファミリーのクレア役のジュリー・ボーウェンを久しぶりに観て、なんだか嬉しかったです。ケビン・スペイシーもとってもはまり役。この人もシリアスなイメージがあったけど、「”ガムガム”に会えなくて残念だったね、ププーーー!」のシーンは完全にコメディアンでした。
この世の中に、「エンディングで流れるジャッキー・チェンのNG集が嫌いな人はいない」と私は確信を持っているのですが、ジャッキーに限らず、どんな映画でも私はNG集、大好きです。
モンスター上司も、この前のブログで書いた道化してるぜ!もありました。ジム・キャリーのNG集も大好きです。
映画館で観てきた映画でNG集が流れるエンディングは未だに出会ったことがないのですが、存在するのだろうか?
そもそもジャッキーの映画は映画館でもNG集は流れていたのだろうか…。いつもテレビで観ていたので、そこのところはよく知りませんが、エンディングで、役者たちの楽しそうな顔を観てしまうと、ものすごい悪役でも、「この人絶対いい人じゃん」と思って、好きになってしまいますね。
ちなみにフレンズのNG集はほぼ「ピー」で消されていたので、shitかfuckかだったんでしょうね。それ以外の言葉はドラマ内でも使われていたので。となると、ジェニファーも、意外とビッチ役のセリフは通常運転だったのかも知れません…!
イラストは文中にも書きました、「ガムガム」のシーンです。